記事の内容
blogホームにも書いてますが、私自身30歳の時にパニック障害と軽度鬱を発症してます。私自身の体験から発症した時、克服する為にした事なんかをまとめました。
はじめて発症したタイミングは?又前兆はあったか?

初めての発症は仕事中でした。いつも通り昼ご飯を食べ終わった後、廊下を歩いてる時に急に視界が狭くなって気が遠くなる感覚が襲ってきました。大量の汗をかいて徐々に視界がブラックアウトしていきその場に倒れ込んだ様な感じです。
仕事自体常にデスクワークで、加えて運動習慣もなかったので、運動不足や目の疲労から常に肩が凝り固まった感じでした。慢性的な肩凝りの状態が何かのシグナルになっていたのかもしれません。
どんな症状があった?
•めまい
•息苦しさ
•大量発汗
•睡眠障害
→入眠出来ない、寝ても2時間おきに中途覚醒してしまう。
•味覚、嗅覚の異常
→タバコやご飯の味が変わりました。苦いとかまずくなるとかではなく、いつもの味が変わる感じ。嗅覚も同様でいつもの部屋なのに今までと違う匂いをひろってしまうというか、、この症状は発症初期が1番強く、段々となくなってはいきました。
•強い倦怠感
→何もする気もしない。絶望感でいっぱいになる。
通院内容は?
1回/月に通い、先生と話をし1ヶ月分の薬をもらうという感じでした。
特にカウンセリングというものではなく、1分くらい話して終わり(薬を処方する薬剤師さんとさほど会話の内容や時間は変わらない)
薬は抗うつ薬や不安薬で毎日服用のものと、頓服薬(発作時に飲む)がありました。
効き目が悪かったりで薬の種類は度々変わりまた量も多かったです。。
克服する為に主にしたこと

•ウォーキング
→気分転換に散歩。めまいもあったのでゆっくりゆっくり歩いてました。
•サイクリング
→運動目的で調子がいい時に自転車に乗っていました。
•瞑想
→瞑想アプリをイヤホンで聞きながら呼吸の方法を学んだり、発作時に聞いて落ち着きを取り戻したりするのに活用してました。ガイド付きのアプリがオススメで集中する事で頭をクリーンにしてくれました。
•筋トレ
→これが劇的に1番効果があり、発症から7年服用していた薬を断薬する事が出来ました。詳細は下記URLで記載してるのであわせて見てみて下さい。
https://jibun-notameni.com/筋トレが人生を変えた/
最後に、、、
パニック障害の発作は場所や時間を選ばすいつでも襲ってきます。私がよく発作が出るタイミングは、
•車の運転中
•仕事終わりなどで一息ついた時
•疲労や寝不足の時
•入眠時
に主に発症する事が多かったです。なので、疲労を溜めない様に生活習慣を規則正しくしたり、入眠時には瞑想アプリで瞑想したり、運転中は異変を感じたら路肩にとめたり、車中で休憩して寝て帰ったりしてました(仕事で片道20分でも体調悪くなって帰れない事が度々ありました、、)
なった人にしかわからないこの苦しみは周りからなかなか理解されず、また度々発症する事から周囲にも迷惑を掛けてしまう、そんな自分が情けなくてと申し訳なくてでいっぱいでした。最近発作がなくていい調子だなぁーと思っていたらいきなりすごい発作がドーンときてまた振り出し、、絶望感にさいなまれます。そんな毎日が本当に辛くて。。そんなこんなで一生薬を服用してこの病気と付き合っていかないといけないんだと思っていました。
ですが私は、発症から7年間この病気と共に過ごしてきましたが、現在3年ほどは断薬に成功して特に大きな発作はでていません。なので、今パニック障害に苦しんでいる方に言いたいのは、パニック障害は『必ず克服できる』という事です。私はなんて取り柄もない普通の男です。そんな私がここまで回復しました。やまない雨はないのです。
ただ、克服する為には何か行動する事が前提となります。新しい何かをはじめたり気分転換をしたり。薬だけを飲んで家にこもっていてばかりでは根本的な改善には繋がりにくいです。体調が少しでもいい時に外に出て、自然に触れたり運動して汗を流したりとここが非常に重要です。自分にあった取り組みを少しずつでいいので実践してみて下さい。そして小さな事でも出来たら自分を褒めてあげる、その積み重ねだと思います。
克服には『前向きな気持ちを持ち続ける』事が全てに繋がります。ツラい思い、こんな状況から抜け出すには周りの理解や協力も必要ですが、最終的には自分自身との闘いになります。誰も自分と変わってくれませんし、発作時の孤独でツラい状況がまさにそれです。
私自身パニック障害になった経験から記事を作成させて頂きました。今現在、ツラい思いや苦しんでいる方々が少しでも前向きになれる記事になっていれば私自身喜ばしく思います。私もいつまた再発するかわかりません。今ある小さな幸せを実感したり、周りに感謝しながら今後も楽しみを探しながらゆっくり進んでいきたいと思います。
それでは、最後まで読んで頂きありがとうございました。
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